2026年 03月 07日
渾沌寓言から学ぶ
昨日、岡山県議会で地域公共セミナーが開かれた。講師を岡山大学名誉教授森熊男氏が務めて下さった。演題は『温故知新~「論語」の教え』。講演は論語が十巻・二十篇・総字数13500字(異なり字数1570字)から構成されているという話から始まった。大学の講義を受けているようであったが、荘子の「渾沌寓言」に移ると、氏の声のトーンが上がった。この物語は「南と北に儵と忽の二人の神と、その両者の間に渾沌という神がいて、ある時、南北の儵と忽がその間に住んでいる渾沌の地で会った」というところから始まるのだが、先生から聞くと、とても面白い。この世界に引き込まれて行った。最後、人が持っている7つの穴を持っていない渾沌は儵と忽から一日に一穴ずつ空けてもらうのだが、七日目に最後の一つを空けてもらうと、渾沌は亡くなってしまう。この物語を話し終えられた氏は、この話を現代に置き換えると、どういうことが当て嵌まるかと聴講していた皆に問うた。
演題の温故知新はここに繋がるのである。
とても考えさせられる講演であった。
太田 正孝
by masataka2014
| 2026-03-07 08:15
| 正孝の活動
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