2025年 09月 23日
帆船から汽船に‼(自民党総裁選挙に関して)
自民党総裁選が始まった。岸田首相(当時)が派閥解散の流れを作り、派閥は麻生派のみになった自民党の総裁選はどう変わるのか。その視点でも見なければならないと思っている。その視点で各陣営の推薦人名簿を旧派閥単位で見ると、前回総裁選と比較すると、バランスを取ることに腐心した跡を感じる。ここから何を感じるかと言えば、・・・。そして、昨日の所見発表演説会で政策が発表された。次の日本丸の船長としてどういう舵取りをするのかという想いを発信する良い機会であった。日本丸に見立てたことには、私なりに想いがあってのことである。船は帆船もあれば、汽船もある。この総裁選について、「選挙の顔」としてだけで見て、風頼みだけで舵取りをしようとしていては、自民党は益々沈んでいくと思う。次の船長は、まずはどういうエンジンを積んで、どこまで航海をしようとするのかを明確にするべきである。30年前なら、日本のエンジンは高度経済成長期に産官学の連携が採られていた。ところが、政官財のトライアングルと批判が出るようになり、日本を成長させて来た仕組みは壊れてしまったまま。省庁の学生からの評価は勝手のように高くならない。また、経済も、日本型経営がもてはやされた頃とは違って、海外の成長に依存しがちで国内の活気は戻らない。そして、政治はどうか。かつての政治家たちは、今のような状況ならば、どうしていただろうか。生き残りをかけて夜も昼もなく駆け回り、政治のプロらしい知恵を出していたのではないか。ところが、今はどうか。分析結果ばかりが伝えられている。それでは知恵は出ないし、新しいものは生むことはできない。こうしてこれまでのことを振り返っていると、30年も経った現在においても、新しいエンジンを造ることが出来ていないことを感じる。
今回の自民党総裁選を契機に新しいエンジン造りに着手しようではないか。着手することを切に期待したい。候補者の中には、新しい官民協調の資本主義を主張も出ているので、こうした主張に対して、他の候補はどういう見方をしているのか。もしくは、自分なら日本丸を動かすエンジンをどういうものにしたいのかを主張してほしいと願う。
今日から本格的な論戦になる。新たな発想や行動に期待する。
太田 正孝


