とかくブームに流れやすいが、どこかでブームは終わる。

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 2025年2月24日に開館した「あなぶきアリーナ香川」の8月末までの来館者数は延べ46万人を記録した。さらに、メインアリーナやサブアリーナ、武道施設の「施設稼働日」は173日で、約半年間の稼働率約94%にもなると報道は伝えていた。
 現在、先行して稼働しているスタジアム・アリーナが脚光を浴びていて、これらに続けとばかりに全国各地で構想が上がっている。別な報道になるが、構想は65もあるそうだ。こんなに建設をして大丈夫なのだろうかと不安を覚える。その運営前のことで、思わぬことが起きている。前号でもお伝えしたが、建設費高騰で、地方自治体の予定額が低すぎて、入札辞退者が出る事案も出ているのだ。
 こうしたスタジアム・アリーナ建設に当っては、建設費、稼働率、運営コスト等を正確に見通しをしておくことが必要である。
 この稼働率、運営コスト、修繕費については、我が県においては倉敷マスカットスタジアムで苦い経験を持つ。最初は年間数試合のプロ野球公式戦の開催も出来て、プロ野球オールスター戦の誘致にも成功したことがある。ところが、現在はプロ野球公式戦は年間に一試合のみになってしまった。そして、竣工して30年が経ち、修繕費に巨額の費用が必要になって来た。こうしたことを30年前にどれだけ予測していただろうか。
 そして、稼働率であるが、全国で新たに65も出来ると、需要も伸びなければ、稼働率は上がらない。現在、少子化で、人口は減少中。このなかで、需要の最高値がどれくらいになるのか見極めておく必要があると考える。私の住む地方自治体だけは大丈夫という考え方はとても危険である。
 とかくブームに流れやすいが、どこかでブームは終わる。真の実力だけが有る所だけが生き残る。過去からしっかり学ぶべきである。

                         太田 正孝  

by masataka2014 | 2025-09-18 05:25 | 正孝の活動 | Comments(0)

岡山県議会議員太田正孝が感じたままに綴ったものです。岡山県政の動きを少しでも知って頂ければ幸せです。