2019年 11月 26日
岡山県内の病院再編に当たって、期限までの時間はそれほどない。
岡山県内34の公立・公的病院についての病床稼働率等が出ている資料を見ると、稼働率が50%を切っている所も目立つ。
この資料のなかに、前号で触れた新公立病院改革プラン策定対象病院が15病院であると出ている。岡山県は医療が充実していると言われているが、これは県南の都市部の話であり、そうでない所も多いことを示すものでもある。
こうした病院に対して、厚生労働省として支援策の準備がされている。
この支援策の中には、平成27年度から行われている再編・ネットワーク化への財政措置の重点化がある。
通常の整備の「25%地方交付税措置」に対して、再編・ネットワーク化に伴う整備では「40%地方交付税措置」としている。
もう一つ紹介すると、平成28年度から特別交付税措置の重点化もて行っている。項目としては、
○措置率(8割)の導入―都道府県の役割・責任の強化、財政力に応じた算定
○公的病院等への措置も公立病院に準じて継続
である。
太田 正孝
by masataka2014
| 2019-11-26 07:54
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