2019年 06月 18日
岡山県委託事業の平成 28 年度製造業成長力基礎調査事業報告書から、注目すべき記述。
岡山県委託事業の平成 28 年度製造業成長力基礎調査事業報告書によると、
何点か注目しなければならない点があった。
〇製造業の生産増加は、他産業にも波及する。
〇従業者規模が大きいほど、1人当たり製造品出荷額等、付加価値額が大きくなる。
〇半数近くの企業が5年前よりも売上高が減少し、伸び悩んでいる。
(調査対象:従業委員数50名以上の製造業88社)
〇関東、国内(県内、関東、関西以外)を最重視する企業が増加、今後は海外重視の動きも出てきている。
〇岡山県内からの原材料等の調達は、概ね4割程度である。
〇最近の新事業は、環境、医療・健康、省エネ・新エネ関連が上位となっている。
〇設備について、「生産設備の老朽化」が多く、「生産設備の機能・精度不足」も一定割合ある。
〇期待する支援策の最多は「各種の補助金」、次いで「税制の優遇」など各社の損益に直接影響するものが上位である。
こうした指摘の中、人材不足、技術不足、設備老朽化などの事情を抱え、進化・適応のスピードが速いとはいえない状況にあることも最後にまとめていた。明日は、いよいよ改選後初めての一般質問である。こうしたことも頭に入れながら、建設的な質問戦にして行きたい。
太田 正孝
by masataka2014
| 2019-06-18 00:29
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