仲間を大切にした勉強会の運営について考えてみました。
勉強会等の運営の中で、会員のみで運営される勉強会について、どうすれば、会員に喜ばれるのか、ある講演会で習って、納得した点が幾つかあった。今日は、そのなかで、二点について、触れたい。
こうした会は、会員全員、平等である。そのなかで、運営するには、誰かが役として運営者になることが必要である。この運営する側と運営される側が固定されたならば、会員数は必ず減少する。サークル、同好会ではなく、とくにビジネス面での自己成長を目的にする会であれば、平等に運営者になる機会がなければ、参加する動機づけが下がってしまうのは世の常である。私の経験でも、そうであった。
もう一つは、時間のことである。ここでは、同じ時間を共有する中で、仲間の時間を奪ってはいけないということについてである。それは簡単なことである。決められた時間を守る。最初に、会の始まる時間と終わる時間を守るということ。次に、質疑や感想を述べる機会をいただいた時には、適切な時間で止めること。時間を守らなければ、他人の時間を奪うことになるのである。それから、次は一点目のことにも関わることであるが、意見や感想を参加者から求める時に、知りあいばかりに当ててはならないということ。機会を与えられないということは、時間を与えられないということである。時間のことについては、まだまだ他にもある。
これらのことについて、共通するのは、少々大げさな言い方になるかもしれないが、公正公平な運営ということである。
私は、この公正公平の考えの基本にあるものは、仲間を大切にするということである、と考える。私は、これからも仲間を大切にして行きたい。
太田 正孝