ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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中学生の減少が続くなか、高校再編をどう進めるべきなのか-11月定例岡山県議会-

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11月定例県議会は、本日、閉会日です。


これまで一般質問で取り上げた河川の関係の課題について報告してきましたが、高校再編も取り上げましたので、今日はその点をお伝え致します。


岡山県立高等学校教育体制整備実施計画(案)が示されましたが、県内の中学卒業見込者数の推移を見ると、平成30年は18,190人で、平成40年になると、16,218人と1,972人も減少します。

単純に計算すると50クラス減少させる必要性がありますが、そのうち公立全日制高校については、県教委の実施案では東備で3クラス【5】、岡山で12クラス【18】、倉敷で11クラス【13】、西備で4クラス【6】、備北で4クラス【3】、美作で7クラス【8】、計41クラスを減らすことが必要と試算しています。(【 】内は学区内の学校数)

 仮に、県教委の試算を基に各学区の学校で平等に減らすと、120名定員を切る学校が、少なくとも備北で1校は出てくるのではないでしょうか。県教委がやろうとしているやり方は、人口減少すれば、閉校になるという条件設定となっています。

また、中学卒業見込者数が10%以上減っても、公立全日制高校は53校で1校、約2%しか減らさないということは、小規模校化をしていくということでもあります。これは各学校の活力を減衰させていくことに繋がるのではないかと危惧します。それは、子どもたちの能力を伸ばすことにとって良いことなのか、また、岡山県全体の教育力を低下させることを意味することなのではないか、そして、中途半端な学校が増え、財政の負担を大きくさせることになると考えます。

この120名を切っていくと、将来が厳しくなっていくというやり方はおかしいのではないでしょうか。このやり方はやめるべきです。

 昨年9月定例県議会でも申しましたが、今ある市においては、最低一校は学校を残すという考え方を持つべきです。

そのためには、例えば、同一敷地内に中高連携で中高である程度の学校規模の学校づくりをして、学校運営が可能な形を作っていくなどを地元自治体と協力していくべきではないではないのか。

 また、大きな市においても、小規模校増大の流れに流されていくのではなく、10年間は適正規模を維持できるような統廃合をしていくことを検討すべきではないではないのか。

 そして、志望校のレベルを下げれば、どこかの県立高校に行くことが出来るという状態を作ってしまっては、教育の質の維持は難しいと考えます。これまで通り、どこどこの県立高校に行きたいと思っていただけるような県立高校の教育内容の維持を行っていくべきです。

 以上のように教育長に訴えました。


 この後のやり取りについては、次号で報告致します。


                                      太田 正孝


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*写真は県立高校同士の試合後の風景。部活動にも影響が出てくるのではないかと心配です。


by masataka2014 | 2018-12-21 08:44 | 正孝の活動 | Comments(0)