2018年 09月 15日
自主夜間中学校を取り上げた番組を見て。
昨晩、自主夜間中学校のことがNHKで取り上げられていた。
残念ながら、岡山県は不登校の多い県。不登校であった人が社会人になったら、どうなっているのか。行政は、そこまで追跡しきれていない。番組では、一生懸命学ぼうとする不登校だった一人の男性にスポットを当てる。彼は授業で辞書の引き方を学ぶ。そして、辞書を引くことで、どんどん世界を広げる。広い世界を知って楽しいと自分の気持ちを述べていた。さらに、英語で、指導の先生に手紙を書く。四時間をかけての思いのこもった手紙を受け取った先生の目元は薄っすら濡れていた。
彼は、基礎学力が定着していないために、働くこと自体が恐怖であったとのこと。彼が望む通り、基礎学力を身に付けて、社会で活躍して欲しい。
さて、この自主夜間学校であるが、市民の力で月二回、土曜日の夜に行われている。国は各県に一校を設けようとの方針も出ているけれども、行政が開校させているのは大都市のある道府県に限られている。小都市においても、社会に出ることを応援していくべきである。
太田 正孝
by masataka2014
| 2018-09-15 07:31
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