2018年 06月 03日
最近の中学校事情について―その3―
ここのところ、岡山県の中学校事情について、触れてきたところであるが、
今回は、県から市に目を移したい。2017岡山市の中学校正答率を見ると、
国語A 国語B 数学A 数学B
岡山市 77 70 64 46
全国 77.4 72.2 64.6 48.1
となっている。このデータをどう見るのかということであるが、
平均を見て、分析をしても、各学校に当てはまるとは限らない。
実際、岡山市には、市立の中学校が38校あり、
公表されている次のデータを見れば、学校によって違いがあることが分かる。
〇2017 偏差値が中学校50以上の学校数―市内中学校数(38校)
国語A 18(単位:校)
国語B 19
数学A 16
数学B 12
偏差値50とは、平均点の位置を示すので、国語Bのみが過半数の学校が平均点を超していることになる。
このデータから、岡山市は数学が弱いことが読み取れる。
この点は、各学校が家庭や地域にも報告しているのだが、私からすると、分かりづらい伝え方になっている。
改善の必要性を感じる。伝わることで、改善の第一歩が始まると、信ずる。
太田 正孝
by masataka2014
| 2018-06-03 22:25
| 正孝の活動
|
Comments(0)