ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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香川県庁舎東館の耐震化改修工事の取組状況について

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 昨日、香川県庁舎東館の耐震化改修工事の取組状況について、香川県庁の担当者からお話を聞かせていただいた。

 香川県庁舎東館は、 昭和33年竣工で、高層棟9階、低層棟3階の建物である。基礎は直接基礎で、杭は打たれていない。設計者は丹下健三氏で、この建物は日本の伝統性や地域性、戦後民主主義に向き合った作品である。


 この建物の耐震化の経緯について、お聞きすると、


  〇平成24年度 耐震診断実施 

  Is値 高層棟0.18 低層棟0.27

    Is値が0.3を切り、危険範囲であることが判明。

       (*Is値は、大地震の振動及び衝撃に対して崩壊する危険を示す指標値)


  〇平成25年度 「香川県庁舎東館保存・耐震化検討会議」を設置

    基礎免震構法を軸として、工法を検討することを採択

  〇平成26年度 耐震改修案の検討

    基礎免震構法を採用

  〇平成27年度 香川県庁舎東館耐震改修基本設計実施

  〇平成28年度 香川県庁舎東館耐震改修工事を発注

    工期 平成281215日~平成311220日 事業費 39億円

 であった。


 この工事の進め方として、免震レトロフィット工法を採用し、低層棟ピロティの天井復旧・給排水管の更新・EVの耐震化等も実施している。


以上の工事を、通常業務しつつ、行っていた。そのため、仮庁舎は不要としていた。

空調設備・OAフロアの更新は、平成12年に行っているため、それからまだ年月も浅く、今回は見送られた。

 岡山県では、庁 舎(既存) 延床面積19,940.23㎡、エネルギーセンター棟(新設) 延床面積 1,750 ㎡等について、耐震改修工事及び新築することとしていて、その事業費は約143億円と見積もられている。もう既に、岡山県庁舎耐震化整備基本・実施設計プロポーザルが実施されているところであるが、香川県の空調の更新等の進め方については大いに参考になった。今回得た知見については、今後の本会議での一般質問及び委員会のなかで活かしていきたい。


                                         太田 正孝


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                  東館の工事現場前にて(東館はジャッキアップされていた)


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                   取り外しされた橋は、耐震後に再び使うそうである


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                    平成12年に東館の屋上に室外機が配置される

 
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平成12年に竣工された県庁舎

                


by masataka2014 | 2018-05-02 09:00 | 正孝の活動 | Comments(0)