ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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TOYAMAキラリを訪ねて。

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富山市はガラス振興に力を入れていることを、先日知った。

調べてみると、様々なことをしている。

主なものを年譜で紹介すると、


1985年 富山市民大学ガラス工芸コースを開設。

1991年 富山市立富山ガラス造形研究所を開設(ガラス作家養成コース)。

1994年 富山ガラス工房を整備。

2015年 富山市ガラス美術館が開館。

この富山市ガラス美術館の入っているTOYAMAキラリであるが、設計者は何と、「2020東京オリンピック主会場」設計者の隈研吾氏である。この建物には富山第一銀行本店、富山市立図書館も入居している。


中に入ると、斜めの吹き抜けが特徴で、来館者の目を釘付けにさせる。県産スギ材がたくさん使われていることも特長である。美術館と図書館はフロア毎に分けているのではなく、各フロアを左右に分けている。エスカレーターを使って上から降りていくと、図書館の利用状況がよく分かる。二次試験前ということで、自習室は受験生でいっぱいであった。また、読み聞かせのコーナーでは、親子連れの姿が多く見られた。設備としては、隈研吾さんこだわりの木製図書ラック、木製本棚がとても素敵だった。そして、空調口はこの木製本棚の最下部に設けられていて、本を大切にしている、また、景観を大事にしている気持が伝わってきた。


もう一つの美術館も外から美術館の作品が見えるようにしているところも設けられている。中に入ると、デイル・チフリーの作品が常時展示されていて、ガラスアートの世界に引き込まれる。そして、次に進むと、富山市が力を入れているガラス工房所属の作家や北陸の作家の方々の作品が展示されていた。ここでは新進気鋭の作家たちの意気込みが伝わってくる。これは作家の支援にも繋がっているとも感じた。



そして、翌日に、富山ガラス工房を訪ねた。ここには富山ガラス造形研究所が設置されていて、造形科ガラス造形に必要な基礎理論及び基礎的な技法を学習し、造形力を磨くことができる。市立でここまでやっていることに驚きを覚えた。ここの卒業生は約400名で、現在そのうちの100名がこの富山で活躍をしているという。現在、工房で働いている人はほとんど県外者であという。なぜ、ここにこれだけの作家が集まっているかというと、ここほどガラス作品を作製する施設・設備が整っている所はないからである。

そして、手狭になったということで、第二工房も建設されていた。私は、そこで、ガラスコップ作りの体験もさせて頂いた。1時間半コースの吹きガラス体験である。高炉の中にガラスの素があり、鉄パイプの先にクルクルと回しながら種を付ける。そして吹いて膨らませる。先をカットして、口の部分を作る。そして、また回転させながら、きれいに整形していく。ガラス作家が丁寧に指導してくださるので、初心者でも、それなりのカタチになる。童心に帰えることができる。作品は後日郵送で自宅に送ってくれるシステムになっている。今から、届く日が楽しみであるが、富山がガラス振興にこだわっていることが分かった二日間であった。


                                        太田 正孝

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by masataka2014 | 2018-02-22 20:50 | 正孝の活動 | Comments(0)