2017年 11月 29日
土地改良区について
農業基盤整備をするに当たって、基本的に二つのやり方がある。行政が直接行う方法と土地改良区という地域組織で行う方法である。後者について、その関係者とお話をする機会があった。
近年、会員の年齢が高くなっていることやリーダシップをとる人が少なくなっていることをお話されていた。
この話をお伺いしていて、土地利用型農業では大幅な収入アップを見込めないことから、若者の意欲も高まらず、その流れに拍車をかけているのではないかとも思えた。
今後、農地を山林に戻す動きが加速したり、耕作放棄地が増えたりすると、組織の歳入が減り、組織運営面で大きな問題になるかもしれない。とても心配である。この問題は県当局に伝えるべきと思い、今日、この話をさせていただいた。
太田 正孝
by masataka2014
| 2017-11-29 21:57
| 農林水産業
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