2016年 10月 13日
9月定例岡山県議会の太田正孝一般質問の中から(4)
本日は、9月定例岡山県議会の私の一般質問の中から、私の住む笹ケ瀬川右岸地域の排水問題について報告する。
(笹ケ瀬川川右岸地域の排水問題について)
この地域の中で、平成23年9月にも内水氾濫を起こしたところがたあった。こうしたことを繰り返さないように、23年9月定例会の一般質問で取り上げたところ、県当局から、原因の一つは、「周辺地域の排水対策のおくれ」と断言され、内水による浸水被害改善に向けては、「岡山市と連携しながら河川の整備による河川の流下能力の拡大や内水排除のための排水機場の整備を進める必要がある」と明快なご答弁があった。そして、5年が経ち、汐樋樋門、山田排水樋門が整備され、足守川の入江橋から引舟橋までの8つの樋門が全て完成した。只、これらの整備は農業排水の観点からであり、既にある排水ポンプ場―吉備ポンプ場、半役ポンプ場等どれも排水能力の弱い湛水防除用排水機場ばかりだ。このエリアは広大な市街地が広がり、今も都市化が進んでいるにもかかわらず、都市排水の観点が忘れられたままだ。どうして、都市排水機場がない等市街地としての対応がなされていないのか。この問題も含めて排水対策の遅れの問題について、これまでどのような取組をしてきたのか、また今後、都市計画を含め、どのように対応していくのか、訊ねた。
土木部長からは、これも岡山市の担当であり、県は必要な助言を行っていくとの答弁があった。
県にも排水対策の遅れがあることの認識を植え付けることができたと思う。この問題に粘り強く取り組んでいく。 太田 正孝
by masataka2014
| 2016-10-13 07:44
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