ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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9月定例岡山県議会の太田正孝一般質問の中から(2)

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9月定例岡山県議会の太田正孝一般質問の中から、今日は二つ目の項目です。この項目では、スポーツの普及を参加型と観戦型の両面から行ってはどうかと提案した。内容は以下の通りです。


(県民へのスポーツ普及について)

もう少し前のことのように思えるリオデジャネイロオリンピック。この五輪で、41個のメダル獲得。日本中が沸きかえりました。この五輪を見て、皆さんは何を感じたでしょうか。私は陸上男子400mリレー銀メダル、感動したが、今回は見て感動するのみではなく、自分でも感動を味わいたいという人達が多く出てきたと感じている。水谷選手のガッツポーズが印象的だった卓球や、バドミントン、カヌーなどでもこうした動きが広がっている。みんな、同じことをしたいし、できる時代になったのだ。

こういう流れの背景には、インターネット、スマホ等の普及で、世界一流を直ぐに見て知ることができる時代に変わったことがある。また、日本が豊かになり、やろうと思えば、簡単に、できる場所を調べ、できる時代に、私たちの生活は劇的に変わってきている。

 この流れは、大衆レベルにも広がっていて、角度を変えてみると、東京から地方に広がっている。

 その代表例が市民マラソンだ。東京マラソンには出ているけれども、昨年から「おかやまマラソン」が始まって、岡山でも走れたと喜んでいる人に多数お会いした。二回目も期待されている。他のスポーツはどうか。先程の卓球、バドミントンについても、地元の小中学校の体育館の土日及び夜間開放があっても、学校行事や部活の関係で、する場所を見つけることは簡単ではない。ましてや、子供たちに一番人気あるサッカーや、五郎丸選手の活躍で人気が出たラグビーでは、専用競技場は美作ラグビー・サッカー場を含め数カ所のみ。そして、老舗の野球。硬式野球はその性格上練習場の確保すら難しい状況だ。特に備前県民局管内は施設が少ない。

 こうした状況を改善して、本格的に競技をしたい方から、スポーツを楽しみたい方、健康志向の方までが出来るような環境づくりはこれから必要だ。そして、その延長線にある、スポーツを仲間と楽しみながらするという、参加型スポーツのレジャー化をするに一番相応しい場所が、晴れがいっぱいの晴れの国・岡山ではないのか。

 一方、今年25年振りにカープが優勝したけれども、カープ女子は観戦型スポーツのレジャー化の一つの象徴だ。岡山にはファジアーノ、ベル、シーガルズといったトップクラブチームがあり、この観戦型も育てていくべき。

この今のトレンドである参加型と観戦型の二つのスポーツのレジャー化を推進して欲しいと願うが、お考えはいかがか。また、先の定例会で申し上げたようにリニア新幹線時代になれば、大都市から岡山でレジャーとしてスポーツを楽しみにして来る県外客も増えるのではないか。そうした方向性も目指していく考えはないのか、訊ねた。

 知事からは、スポーツのイベントや施設の情報を提供する、「おかやまスポーツナビ」を開設していて、参加の環境づくりを進めるとともに、トップクラブチームの観戦バスを運行するなどして観戦意欲を高める取り組み等をしているとの答弁があった。



 スポーツ文化を地域に根付かせることができるように、今後も取り組みたい。


                                太田 正孝


by masataka2014 | 2016-10-10 08:32 | 正孝の活動 | Comments(0)