豪雨・大雨に備えて(この夏の豪雨等を経験して)。
今年の夏は台風が日本を連続して通過し、多くの被害が出ました。台風12号や16号では、岡山でも被害が出るのではないかと、何日も前から、ゆっくり進む台風に気を揉みました。
というのも、8月中旬から下旬にかけての短時間の豪雨で、県南で排水機能の弱さを露呈してしまっていたからです。
8月15日、県南で時間41ミリの豪雨。この時、一番街の一部店舗が臨時休業。
8月26日、県南で30分、48ミリのゲリラ的豪雨。岡山市内の道路が冠水。
8月29日、県内ほぼ全域で雨になり、瀬戸内市や和気町で激しい雨。岡山市東区で冠水により市道が約12時間通行禁止となってしまったのです。
この心配した台風12号、16号ともコースを変え、岡山では大きな被害が出ませんでした。本当に良かったと胸を撫で下ろしたのですが、今後、今年並みの集中豪雨があっても大丈夫であるように都市基盤整備をして欲しいと願う県民の声を多く聞きました。
そうした声を元に私は豪雨・大雨について質問をしました。詳しいやりとりは控えますが、県当局からは河川整備は県の担当で引き続き整備をするとの答弁でしたが、内水氾濫を防ぐ排水対策は岡山市の仕事という主旨の返答がありました。
県か市かということはともかくも、岡山市南部で今10年に一度の降雨に対応できるように整備が精力的に進められています。しかし、笹ケ瀬川右岸側は、都市排水の対策の計画はありません。
私としては、住民が安心して暮らせるような都市基盤整備は是非とも計画的に進めてもらわなければならないものと考えています。これからも各方面に訴え続けていきます。
太田 正孝