ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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2020年の東京オリンピックの頃には、社会はどう変貌するのだろうか。

現在、参議院選挙中である。

論点になっているのは、経済対策、憲法、福祉などである。


ところで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでどのように社会が変わっているのか。

前回オリンピックでは、新幹線、地下鉄、首都高速道路等のハード整備がされ、1970年代までの高度経済成長期の礎ができたが、今回はITを活用してのソフト重視の社会インフラ再整備がなされると言われている。その根幹をなすものが、「準天頂衛星システム」です。2016年度~2017年度の間に更に3機の打ち上げが完了予定されており、準天頂衛星システムの可動によって、110センチメートル単位での位置情報測定・案内が実現可能となる。

 そして、

〇バスロケーションシステムサービスの実現化、

〇列車、保守用車等の車上位置検知機能と通信機能に基づいた統合システムへのシステムチェンジ、

〇受信端末利用者へ地域・時刻を限定して緊急情報配信

〇精密農業

〇パーソナルナビゲーション

〇鉄道・自動車の自動運転

ということが実現されるか、実現間近となるだろうと予測されている。

 また、4K8Kテレビの普及、5G通信の普及、クラウド利用の進行、デジタルサイネージ(電子看板)によるインフォメーションシステムの実現、色々な言語通訳サービスの展開、スマートテレビによる多言語字幕放送、公共機関や交通機関等での多言語翻訳対応、入国審査・搭乗手続・ホテル・会場出入り等に使うウェアラブル・デバイスの実現、現地通貨をICチャージするシステムの実現、が現実のものとなっているだろうとも言われている。

 そうなると、個人の暮らしの中でも自動化、省力化が進み、人の動きが変わっていく。そのことは時間の使い方も変える。


 こうした思いを巡らせていくと、政治は、社会をどうしていきたいのかを国民にもっと明確に示さなければならいと思う。斯く云う私の責任も重い。


                        太田 正孝



by masataka2014 | 2016-06-23 21:47 | 正孝の活動 | Comments(0)