ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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特別委員会の運営に当たる前に。

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本日は議会運営委員会、常任委員会、特別委員会の委員長が集まっての会議が開かれた。
委員会運営に当たっての申し合わせ事項の確認をするためである。
クールビズの開始時期にはじまって、携帯電話の持ち込み禁止などの約束を再確認した。

その後、
私が委員長を務める教育再生・子ども応援特別委員会の初回の取り上げる議題等について事務方と協議した。
学力向上対策、青少年の健全育成などが主要テーマである、
第一回は主な出席課から事業概要の説明を受ける。

私の役割としては、
委員の皆さんが議論を深めやすいようにどれだけ適切な材料を揃えることができるかどうに気を配っている。
とりわけ、今回は委員会の名称の頭に「教育再生」とついたので、
このことは重く受け止めて委員会運営をしていきたいと思うのである。

そこで、教育再生とはどういうことなのかを私なりに考えてみたいが、
今回名称に使われる言葉は「学力向上対策」から「教育再生」に替わった。
前者は対策だから、戦術の話である。
後者は再生させることを念頭においているので、これは目標の話である。
戦術を見出す話から目標を実現させようとする話に替わったので、
次元が全く違うのである。
それでは再生という目標はどういうことなのだろうか?
以前の良かった時代に戻すということである。
以前の良かった時代とは、
県内の東大合格者が多かった時代のことだろうか?
ハッキリしない話であるが、
少なくとも県民は教育県という自負を持っていた。
その自負が今揺らいでいて、
持っていた頃に戻そうという話であると理解したい。
揺らぐ原因は各種の調査結果から明らかなっている。
私が驚いていることの一つは、
子どもたちの家庭での学習時間の少なさである。
47都道府県のなかで悪い順番である。
どうしてこうなるのかを原因追及をして行かなければ、
理由は判明するわけはない。
ここでは細かな議論は控えるが、
家庭での学習習慣が身についていないことを皆が考えなければならない。
三桁の引き算が出来ない子どもが1割強いると聞くのであるが、
こうした基礎基本の部分をどこかでフォローしなければ、
その後の勉強を続けることは困難である。
まずは基礎基本の徹底である。
基礎基本ができるまで誰が辛抱強く支えるのか、その議論が必要に思われる。
その議論がないがゆえに、
改善が遅れているのではなかろうか?

今回の委員長、気合を入れて頑張りたいと思う。

            太田 正孝




by masataka2014 | 2015-05-19 23:40 | 正孝の活動 | Comments(0)