2014年 06月 17日
県議会で今後の医療のあり方について議論を深めようと思っています。
ピッツバーグ大学医療センターUPMCで行っている医療モデルが日本でも展開可能なのか現地で調査したことを元に、今後の医療の在り方について岡山県議会の議論を深めようと思っています。
UPMCの医療サ-ビスは、アメリカ・ペンシルバニア州西部(面積5万㎢:250×200Km、人口400万人)で、岡山県より人口で約2倍、広さで6.25倍の広範囲をカバーしています。
そこには5,000人の医師、23の病院(総ベッド数5,000床)、9つの救急センター、22機のヘリコプター、その他400以上の施設を有しています。とても大きな組織です。当該エリア内には競合する医療機関も存在し、シェア100%ではありません。
このUPMCのミッションは医療サービスの提供、イノベーションの創出、医療コストの低廉化、学術研究、の4つで、医療、保険、海外事業の3事業を行うことです。
このUPMCの医療サービスは、高度医療からコミュニティ病院までの一連の病院、臓器移植、婦人科、小児医療などの専門医療、在宅ケア、リハビリ、老人ホーム、臨床試験など、医療と福祉にまたがる広い分野を網羅しています。
他がUPMCのような事業展開が出来ないなか、
何故UPMCは可能にしたのか?
日本でそのようなことができるのか?
人口減少社会を迎えるなか、病院は過当競争にならないのか?
いくつもの不安が湧いてきます。
今回質問で取り上げることで、医療サービスがこれからもずっと提供できようなものはどういうものか。県民のみなさんと共有できれば、取り上げた意味があるように思います。
質問は今日三番目(多分午前11時20分前後になろうかと思います。)です。
場所は岡山県議会(県庁の南隣)です。
ご都合がよろしければ傍聴にお越しください。
太田 正孝
by masataka2014
| 2014-06-17 00:48
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