2023年 05月 31日
昨日、知人の議員から、なぜ政治家を目指したかという話を聞いた。私は会社での体験が大きな動機となった。私が当時思っていたことは外れて欲しかったが、昨日の話では、平成20年代の世界では既に日本はものづくりの国ではないとの評価であったとのこと。寂しい限りである。
さて、話を元に戻そう。動機に結びつく出来事は大きくは二つだったと振り返られていた。四半世紀順風満帆な会社員生活を送っていたが、一つ目が交通事故で大怪我をしたこと。奇跡的に命が助かったとのこと。身振りで教えていただいたが、ダッシュボードがもう少しで胸部を圧迫する所であったとのこと。写真も見せていただいたが、この写真からそこまでよく済んだと思えた。これからは学生時代から思っていた人のためになる仕事をしよう思い始めたそうだ。そしてもう一つ目が故郷が土砂崩れもあり寂しい地域になってしまったことである。それも自分が幼い頃住んでいた社宅周りが荒廃地に変わってしまって、ひどくショックを受けたと話されていた。
選挙も大変だったようである。その壁を乗り越えて、今充実して議員活動をしているとのことで、話を聞いていて、とても頼もしく感じれた。
これからの話である。冒頭に書いたが、世界から日本の国がどう映っているかである。ものづくりの国ではない。人口は減少していて、衰退しつつある。知人の議員は会社員時代に世界で活躍していた頃の日本の評価を率直に語っていた。さらに、外国は投資をしたり、資源を売ったりするならば、成長している国に売ろうとしていたと言葉を続けた。日本のものを買う力を始めとする力は衰えてきていることは間違いない。ここでどう日本の舵取りをするかである。
昨日は思っていたことを聞かされたので、重い気持ちになった。このままで良いはずがない。
太田 正孝
☆写真は先般の水防訓練会場を写したものです。
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by masataka2014
| 2023-05-31 08:16
| 正孝の活動
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