ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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退任に当っての思いを聞かせていただいて。

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 昨日の岡山県議会一般質問で退任に当っての思いを訊かれた、もう一人の方のことを紹介する。横田副知事である。私がとてもお世話になったのは、二度目の常任委員会委員長ー農林水産委員会委員長の時である。副知事は、当時は農林水産部次長であった。まだ不慣れであった私を温かくサポートをして下さったことは今でも忘れられない。感謝の思いでいっぱいである。
 今回の登壇で、思い出に残っている事業として挙げられものが二つほどあった。
 一つが平成25年の岡山-台北線就航。この時は、一週間に二回台湾に打ち合わせに行かなければならないぐらい頑張られたとのことであった。もう一つは、バス路線存続に奔走した時のこと。多くの人のご協力を得て、地域の足を維持されたのだが、副知事の人柄なくして、出来なかったと思うのである。このお話を聞いている時に、当時のことを思い出した。この他にも沢山の事業に関わって来られて、今の岡山県の発展がある。長年のご活躍に心から感謝したい。そして、これからも岡山県のことを温かく見守っていただくと同時に、今後のご活躍を心からお祈りする。

                      太田 正孝


 

# by masataka2014 | 2024-03-09 08:24 | 正孝の活動 | Comments(0)

本日、岡山県議会一般質問最終日でした。

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 本日は岡山県議会一般質問最終日。トリの質問で、年度末で退任予定の副知事、教育長に退任に当っての言葉が求められた。
 本日はお二人のうち、教育長の言葉を聞いて感じたことをお伝えする。教育長は二期六年を務めた。この間の一番大きな出来事は新型コロナウィルスの流行。児童生徒たちが楽しみにしていた行事はほとんど中止。そうしたなかで挙行されたある卒業式の一場面を取り上げて、教育長は自分の思いを語られた。言葉は正確でないことは予めお赦し頂きたい。その一場面とは、答辞に立った卒業生が、出来なかったことではなくて、新しい物語を書き上げることが出来たと語ってくれた時のことである。この時の言葉から、「生徒たちの成長」や「現場での課題解決型教育実践の成果」を感じられ、心が熱くなったことを自分の言葉にされた。そして、教育長が追求し続けた「自分の進む道を、自分で考え、自分で決めることが出来る人間の育成」を今後も引き続けてほしいとの願いのこもった言葉で答弁を結ばれた。
 自分の人生という物語について、プロデューサーも脚本家も俳優も自分の代わりがいるだろうか。この気づきが大切だと思う。そして、自分の人生を楽しむことが出来たら、どれだけ幸せなことかと思うのである。教育長が撒かれた種をこれからどう芽を出させ、花を咲かさせることができるのか、引き受けた私たちの責任は重い。頑張りたい。そのことがこれまで頑張って下さった教育長への感謝となると信ずる。

               太田 正孝



# by masataka2014 | 2024-03-09 00:05 | 教育 | Comments(0)

専門高校を積極的に選択していただくために(二月定例岡山県議会)

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 本日も岡山県議会は一般質問を続行。四人が登壇。今日も、備前焼のPR、企業誘致、投票率向上などいろいろな質問が出た。この中から、今日、明日が岡山県立高校の入試日となっていることもあり、専門高校についてお伝えする。

 以前は職業高校と言われていたが、現在は専門高校という。専門学科は以前とほとんど変わらないが、「農業」「工業」「商業」「看護」「家政」などがある。今日取り上げた議員は志願倍率を見て、4倍を超す学科がある一方で、定員割れをしている学科も多くなっていると指摘した。そして、求人の高い学科までも一倍未満となっているのは、高校受験に当って、家族も小学校、中学校も卒業後の進路状況を十分に知らないのではないかと疑問を呈し、専門高校は、社会に出てから即戦力ともなりうるし、卒業後の進路として進学もあり、幅広い選択ができると専門高校の魅力を熱く述べていた。私も同感である。

 こうした議員の持論のもと、教育長との論戦が行われた。教育長からも丁寧な回答がなされたが、受験生や関係者に入っている情報がどのレベルまで伝わっているのかが課題である。伝わっていれば、当然志願倍率は現状よりも高くなるはずだと思うのである。

 この広報は岡山県教育委員会だけの責任ではない。県議会に身を置く私にも責任がある。これから専門高校のことをもっと取り上げていきたい。


                        太田 正孝



# by masataka2014 | 2024-03-07 23:43 | 教育 | Comments(0)

岡山県の医療は充実しているとの思い込みは怖い

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 岡山県議会は本日も一般質問を続行。質問に取り上げられた分野は有害鳥獣駆除からEVシフトまで幅広かった。今日の議論からお伝えするのは、産科医不足についてである。私は中山間地域で産科医がいない地域があることは認識していたが、今日の質問で笠岡にも産科医がいないことを知った。安心して出産できる環境を作ると言葉で言うことは容易いが、現実を言葉通りにしていくことは難しく、県南においても産科医がいないのである。全国の中でも医師が多いと言われている岡山県においてもこうした状況なのである。そして、この質問で女性医師の比率を問う質問が出て、県当局から女性医師が多くない旨の答弁があった。
 私は帰宅してから、女性医師の比率を調べた。近年は約2割になり、医学部入学者の女性比率は約3割とのことであった。
 今日、岡山県の医療は充実しているとの思い込みは怖いと感じた。今日のような切り口の質問は大切である。私も医療についてもっと関心を持って取り組みたい。

                         太田 正孝

# by masataka2014 | 2024-03-06 22:38 | 正孝の活動 | Comments(0)

県民からの信号機新設の要望に対して県当局の答えは(岡山県議会一般質問から)

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 昨日から岡山県議会一般質問を再開。災害対策、賃上げなどが質問に取り上げられた。昨日は注目したのは信号機の件である。私も感じていたことだが、住民から信号機設置の要望が県警本部に出されてもなかなか採択されないことである。昨日はこの信号機新設のことが取り上げられた。
 令和2年度の押しボタン信号機の設置数は3カ所であった。そして、昨日の答弁を聞いていると、新年度について、押しボタンとかの限定はなく、信号機は数機しか設置出来ないということであった。これは岡山県内全域ということである。再質問で県警本部で採択されるように温かい空気を作ってほしいとの趣旨の発言がなされると、これには県警本部長も穏やかな返答をしていた。
 今回の信号機設置の件も、県財政が厳しいが故に起きている問題である。やらなければならない事業が出来る財政に変えることが一番である。そのために、岡山県政は産業振興を政策の柱にしているはずである。その効果として、県当局の発表の通り、岡山県への投資額は増えている。しかし、県財政までには反映しきれていない。
 産業振興で、好循環を如何に作るのか、本日の岡山県議会一般質問の論戦に期待したい。

                       太田 正孝









# by masataka2014 | 2024-03-06 00:04 | 正孝の活動 | Comments(0)