ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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おかげさまという言葉から考えたことについて。


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先日、「おかげさま」ということについて、参加した勉強会で習って、気づきをいただいた。その気付いたことについて書きたい。この「おかげさま」という言葉だが、この言葉は神様のおかげといようなところが語源である。周りの方々がいてくださらなければ、「おかげさま」ということは成立致しないと思うのだ。

国はよく夫婦二人に子供二人の家庭を標準世帯であるとして、各種政策が立案されることがあるが、現在は、一人暮らしの人が多いのだ。まず、一人ぐらしの高齢者が多くなっている。それから結婚をしない男性・女性が多い。また、結婚しても、別れる方も多く、三組に一組が別れていると言われている。今や、高齢化や未婚者の増加により一人暮らしが増えていることが日本の特徴だ。データを見ると、さらによく分かる。一人暮らしの人が約1680万人。総人口に対する割合は約13%8人に1人以上)の人が一人暮らしなのだ。そして、付き合いも希薄なって、一人でいることが多くなると、自然におかげさまでという気持が湧かなくなるのではないだろうか。そう考えると、おかげさまという日本語があまり使われなくなるのではないかと思ってしまったりもするし、末が恐ろしくなる


この一人暮らしだが、このままだと増え続けることは間違いない。そうすると、地域が弱くなり、社会の力が落ちると考える。こうした社会から、今一度活力ある社会に戻るようにするためには、何をすべきなのかをもっとしっかり政策を持たなければならない。今、私たちが抱える課題はとても大きいし、一人ひとりがもっと将来のことを考えなければならない。皆の口から、自然におかげさまという言葉が出続ける社会にし続けたいと思う。


                                          太田 正孝



 


by masataka2014 | 2017-07-05 09:33 | 正孝の活動 | Comments(0)