グローバル化に対応した教育の推進(事業費4,821万円)
伊原木知事は、一期四年間、義務教育期間中の学力問題、問題行動、不登校等について熱心に取り組んできたが、二期目に入り、得意分野のグローバル化への取り組みの度合いが高まり、教育の中でも、世界を舞台にグローバルに活躍できる人材の育成や、地域にいながら世界と繋がりグローカルに活躍できる人材の育成、グローバル化に対応した教員の育成に力を入れていきたいと、新年度予算案の中でも、4821万円を計上している。具体的な中身は次の通りである。
◎岡山の高校生留学支援事業
留学コーディネーターの配置等による海外姉妹校提携の拡大や留学説明会の開催、留学手続きの補助などの留学支援を行うとともに、留学に必要な経費を支援するための留学支援金を支給し、海外留学の促進を図る。
◎中学生英語4技能育成研究事業
中学生を対象に英語4技能(聞く・話す・読む・書く)を測定する民間試験を実施し、結果の分析・検証を行い、生徒の英語力と教員の英語指導力の向上を図る。
◎国際バカロレアの導入に向けた研究
◎英語指導パワーアッププロジェクト
英会話スクールなど民間の力を活用して、教員の英語力や英語指導力の向上を図る。
◎英語指導エキスパート派遣事業
指導力のある退職教員等(英語指導エキスパート)を派遣し、中学校の英語の授業改善を図る。
◎ネイティブ・スピーカーの採用
県立学校にネイティブ・スピーカーを採用し、児童生徒及び日本人教員が生きた英語に触れる機会の創出を図る。
◎教員の海外派遣の推進
国の「G7倉敷宣言プログラム」を活用して教員を海外に派遣し、グローバルな視点から教育できる教員の育成を図る。
太田 正孝