2016年 01月 05日
これらかの岡山県の高校教育について。
今日は岡山県の高校教育について触れる。
岡山県の高校教育の特長は幾つかあるが、その一つを紹介したい。
それは職業教育の比重が高いことだ。
とくに商業高校の率が高い。
商業高校を卒業しての大学進学率が高くなていることから、
商業高校不要論を説く人がいるが、私は違うと考える。
商業高校で実社会のビジネスについて触れる機会があるからこそ、
社会に出て何が必要な勉強なのかを考えることが普通科よりも多い。
そのことが勉強をする意欲を高めることにつがっているケースをよく見受ける。
この意欲があるからこそ、学力が身につくのであるけれども、普通科の場合はどうだろうか?
一部の者は別として、一般的には、大学合格が目的となり、社会で何をしたいかが後回しになっている。
これでは真の学力など身につくはずなどない。
普通科でも職業観を養う授業が必要なのではなかろうか。
この職業観を養えば、遠回りのようであるが、かえって必要な学力が身につくように思う。
現在、岡山県では高教研が開かれ、将来の高校像が検討されている。
これからの高校がどうあるべきかをしっかり打ち出して欲しいと願う。
太田 正孝
by masataka2014
| 2016-01-05 21:41
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