2015年 09月 29日
全国学力テストの結果の公表について
昨日の岡山県議会教育再生・子ども応援特別委員会の議題は
(1)平成27年度全国学力・学習状況調査の概要について
(2)頑張る学校応援事業について
(3)少年の非行防止に向けて主な取り組みについて
(4)平成26年度児童生徒の問題行動等に関する調査結果について
であった。
(2)については、事業二年目に入り、現在69候補が挙がっている。
この中から30の学校等に決定し、それぞれに応援費100万円が配られる。
この事業は県教委が力を入れている事業で、学校の前向きな姿勢を引き出して欲しいと願う。
こうした取り組みがなされるなか、(1)の全国学力・学習状況調査の結果公表の状況についての報告もあった。
参考事例として、早島中学校、奈義中学校・奈義小学校のものが紹介された。
奈義中学校・小学校のものでは
図表がたくさん使われていて、とても見やすい。
また、その図表から読み取れる分析を読みやすくまとめて、保護者に伝えている。
そして、家庭の学習時間の確保については、家庭へのお願い文も入っている。
ここまでのものを見るのは初めてだ。
とても頑張っている。
担当者の話では、こうした学校はまだ少数ということだ。
なかにはまだごく一部の方に報告をして、公表しているとしている学校もあるとのことだ。
広く保護者に伝えてこそ、公表ではないだろうか。
自分たちの都合の良い公表を公表とする姿勢こそが、学校が変わらないと言われているところではなかろうか。
こういうところから、まず学校の姿勢が変わらなければ、子どもは変わらないのではないかとも思えてしまう。
昨日の委員会では、岡山県の課題はまだまだ深刻である。
一つずつ前進を図っていきたい。
次回委員会は11月下旬になる。
太田 正孝
by masataka2014
| 2015-09-29 08:28
| 正孝の活動
|
Comments(0)