2015年 09月 03日
地方創生をやろう!
地方創生が岡山県にとっても大きな課題である。
これまでは大都市から企業誘致をしたり、郊外へのベッドタウン開発等で活性化を図ってきたが、
工場の海外流出、人口減少が起こり、
こうした手法では地方を元気にすることは難しくなってきた。
それではどうするのかとうことが、この地方創生の根本的な問題である。
岡山県のなかには新しい取り組みをしている所がある。
地域資源を見直しで、新しい産業を興そうとしているのだ。
どこかというと、真庭市だ。真庭市の企業ではクロス・ラミテード・ティンバー(CLT)の生産に力を入れているのだ。
このCLTを使えば、木造で中高層の建物を造ることが可能となる。
高層化の要望に、木造でも応えられるということになると、新しい需要を開拓できる分野が生まれるはずである。
ここにかけようとしているのである。
こうした取り組みを応援するのがこれからの行政の役割であるはずだ。
こうした取り組みとは他に他地域の方を岡山県に移住して頂こうとする動きもある。
岡山県は温暖な気候で医療福祉が充実している。
海の幸、山の幸にも恵まれていて、美味しいものがたくさんある。
求人倍率も高い。
ただ公共交通機関の充実度はそれほど高くないので、
地域によっては子どもや高齢者の移動が容易でない所もある。
総合的にどうなのかという点において、
もっと魅力が感じられるようなところに高めて行くことが必要だ。
まだこれだという地方創生の決定版が出ていない。
今ほど議会の力が問われている時はない。
何としても活力のあるまちに再生していきたい。
太田 正孝
by masataka2014
| 2015-09-03 09:13
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