ニコニコまさたか(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)

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岡山県は全国学力テストの結果10位を目指しているけれども。

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今日友人と教育談義を交わした。
岡山県は全国学力テストの結果10位を目指しているけれども、
どうだろうかというところから意見交換をしようとしたら、
発達障害児が増えているので、その対策から急ぐべきではないかとの意見をもらった。
現場感覚として、保育園、幼稚園、小学校、中学校のどこでも増えているような感じである。
しかし、その数字を正確につかむことは困難である。
保護者が正確な情報を必ずしも持っていないし、行政側も把握する体制を十分構築しきれていない。
そのため後手後手の対応となっていると言わざるを得ない。
友人は「マンパワーを増やすべき」と言っていた。
私が知るところでも、幼稚園で発達障害児に対するきめの細かい対応は厳しい。
間違いなく、マンパワーをどう増やすかという工程表を作るべきだ。
それには国への働きかけもあるだろうし、独自財源の充実を図ることも必要だ。

今日は発達障害児の関係を話題に話を進めてきたが、
現状においても頑張っている学校があることを知った。

その学校はどんな子どもに対しても最後まで寄り添おうとするのだ。
教室にずっといられない子どもには、校長室でもどこでも学校にはどこか居場所があるように努める。
子ども自らが気付くように根気よく付き合う。
先生のフットワークが素早い。
先生同士で問題の共有化を図っている。
などなどである。
このように書くことは簡単であるが、
実行に移すとなると、容易なことではない。
それが学校現場の課題ではなかろうか。
この課題解決への後押しが教育委員会の仕事でもあると思う。

子どもに自分の居場所として嫌だと言われない学校にしたいものだ。
色々な数字目標を岡山県は掲げているが、
まずは学校を子どもたちが好きな所にしたい。

              太田 正孝






by masataka2014 | 2015-08-01 23:00 | 正孝の活動 | Comments(0)