2014年 10月 09日
吉備中央町農業公社ピオーネ園を訪ねて。
常任委員会で農林水産員会を担当させていただいたいる関係でも訪ねたかったところである。
ここには7名の研修生がいる。
県内の人は2名で、他は県外者だ。遠く千葉県、神奈川県の人もいる。
彼らはここで二年間研修を受け、新規就農をめざす。
いろいろなキャリアをもつが、農業にかけようとしているのだ。
資金も準備をし、岡山でがんばろうとしている。
並大抵の覚悟ではないことを感じる。
彼らの思いを実現させるための後押しを国ははじめている。
経済的な支援があるのだ。
それがあるので、農業で収入が得られない時期でも何とか生計を立てることができている。
とは言え、将来が明るい訳ではない。
ぶどうの場合だと、木が生育するまでに5~6年もかかるのだ。
国が出来ない部分を吉備中央町は公社を作って研修農園での実践訓練をしたりしている。
また、4戸のみであるが、研修中住むことができる場所を低家賃で提供などもしている。
吉備中央町では農業をしてもらえる人を熱心に育てている。
吉備中央町はとっても頑張っているのだ。
一度にたくさんの新規就農者を育てることはできないが、
こうした地道な取り組みが何よりも大切だ。
県としての支援も充実させたいものだ。
太田 正孝
ピオーネ園
by masataka2014
| 2014-10-09 08:23
| 農林水産業
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