2014年 07月 21日
「産んでくれてありがとう」
今日は知人に誘われてプロボクシング初観戦。
会場内の高まる緊張感に圧倒されそうなか、
OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦のゴング。
セミファイナルや四回戦の試合とは全く違うフットワークとパンチの速さ。
世界を狙う男たちの力に魅了される。
徐々に岡山市北区出身のチャンピオン和氣慎吾選手のペースに。
そしていよいよ9ラウンド。
ここでチャンピオンのパンチが炸裂。
挑戦者はリング外に放り出された。
これで終わると思ったが、ここでゴング。
もう10ランウンドで勝負だと会場にいるもののほとんどの思いが乗り移ったように
10ラウンド開始のゴングが鳴るとチャンピオンが猛然とラッシュ。
挑戦者は立ってられないほど足にきている。
もう倒れると思った瞬間、
レフリーが試合を止めた。
10回TKO勝ち。
最後に大きな見せ場を作って、地元の観客を喜ばせた。
チャンピオンの素晴らしい試合であったが、
試合後の言葉がもっと素晴らしかった。
チャンピオンは
「今日は誕生日です。産んでくれた母上が大変だったと思う。産んでくれて有難う。」
と会場にいるお母さんに感謝の言葉を贈ったのだ。
次は世界を目指すとのこと。
岡山県にチャンピオンベルトを持ち帰ってくれると信じる。
岡山県にチャンピオンベルトを持ち帰ってくれると信じる。
太田 正孝
by masataka2014
| 2014-07-21 21:54
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